Q.月々の収入が不安定なのですが、収入認定はどのように計算されますか?

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月々の給与が不安定な場合について

収入の変動の大きさや確実に入ってくるかどうかによって、収入認定の方法は異なります。

 

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月々の生活保護費の計算は、「最低生活費−収入=生活保護費」で算出されます。このうち収入については、仕事の内容によって、とても多い月や少ない月も出てくるでしょう。あるいは、来月は給与がもらえるかどうかわからない、という場合もあります。

 

基本的には収入によって保護費も増えたり減ったりしますが、将来の収入を少しでも正確に推定するために、さまざまな収入認定の方法が用意されています。

 

規定では、月々の収入額にどれくらいの変動が見込まれるか、その収入額がどれくらい確実に見込まれるかによって、収入認定の方法が決められています。

 

収入額が月によって変動せず、定期収入がある場合

 

収入がほぼ確実に推定できる場合は、その額に基づいて収入認定されます。

 

ある程度の変動はあるが、一定期間で見れば安定している場合

 

前3ヶ月間の平均月収に基づいて算出されます。

 

月々の変動がかなり大きいが、その金額は確実に見込める場合

 

ここからは少し複雑になります。数ヶ月にわたって、その間の収入を平均化して分割し、収入認定されます。

 

ボーナスがある場合、原則として支給月の収入として認定されますが、かなり高額であったときは、支給月から6ヶ月以内の期間にわたって分割認定されます。

 

農業などの年間の一時期のみの収穫による収入がある場合は、原則として収入があったときから将来に向かい12分の1ずつ1年間にわたって分割認定されます。

 

また、年金や各種手当のように、数ヶ月に一度まとめて支給されるものについては、その間の毎月に分割して収入認定されます。

 

月々の収入が不確実で、前もって見込むことも難しい場合

 

各月ごとにひとまずは見込みで収入認定をし、保護費の額を決めて支給します。

 

その後、実際の収入が判明して見込み違いがあったら収入認定をやり直し、保護費が足りなかったら追加支給します。

 

もし余分に保護費が出されていた場合は、返納することになります。返納は直接お金を持参して返すという方法ではなく、翌月以降の収入認定額に上乗せするという形をとります。

 

このような追加支給と返納を毎月繰り返します。

 

 
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